匠の箱きせつとこうげい
facebook twitter
ようこそゲスト様

無名異焼 ビールコップ:ナマコ 【玉堂窯元】

無名異焼 ビールコップ:ナマコ 【玉堂窯元】商品写真

価格:2,420円(税込)
只今、在庫が切れているか、受注期間外です。
※上記の「カゴに入れる」ボタンを押しても商品購入の決済とはなりません。
■発送予定期日:通常3営業日以内に発送(正月三が日を除く)※在庫がない場合はお時間を頂く場合がございます。
■送料: 別途送料がかかります(送料について
■配送業者:クロネコヤマト
■お支払い方法代引/コンビニ/クレジットカード
■サイズ:縦 約77mm×横 約77mm×高さ 約100mm
■重量:約158g
■返品・交換について:こちら
■お問い合わせ:takuminohako@gmail.com

ビールが最高に美味く飲める!

ひと窯ごとに色合いが変わる釉薬=ナマコの無名異焼(むみょういやき)のビールコップです。

無名異焼きの特徴ある表面がクリーミィな泡を作り出し、ビールをおいしくします。

また、焼き物自体が昔は漢方薬に使われていたという材料を使っていたり、独自の製法で堅牢・光沢が美しいなど、他にない特徴を持った逸品です。

何がビールを美味しくするのか?

このビールコップは、普通の焼き物よりずっと細かい粒子でできており、ナマコの釉薬がかかった部分はなめらかな口当たりですが、素焼きの部分は細か〜くザラザラしています。

ビールを注ぐと、そのザラザラの部分が、きめ細かいしっかりしたクリーム状の泡を作りだします。コシのある消えにくい泡がビールのおいしさを守り、口当たりを良くし、うま〜いビールを作り出すのです。

特に、飲む前に冷凍庫でこのコップを冷やして使えば、ビールを温めてしまうこともなく、とってもおいしく飲むことが出来ますよ。ただし、冷やしすぎはビールの味と香りも抑えてしまいますから禁物です。

※ビールのおいしい飲み方
1.コップは冷たく、清潔に!
2.最初はビールを半分くらい勢いよく注いで泡のベースを作る。
  (コップは傾けません!)
3.ビールが落ち着いたら、今度は優しく注いで泡を育てる。
4.さらに落ち着かせた後、静かに注ぎ足し、クリーム状の泡を盛り上げます。
5.飲んでる途中で、注ぎ足ししてはいけません!

無名異焼きとは?

無名異(むみょうい)というのは、新潟県・佐渡島から産出する酸化鉄を含む鉱物を言います。無名異焼はそれを高温で焼成したものです。

製造途中に生磨きを行ったり、焼成後に砂研磨をするという他にはない工程を経て手作りされますから、光沢が美しく出ます。

さらに、材料を水を使ってこして、細かい微粒子だけを使っているので、形を作ってから焼き上げる(成形→乾燥→本焼)までに約3割りも縮み、非常に硬く焼締められます。

焼き上がると非常に硬くなり、たたくと高い澄んだ金属音がします。そして、使い込んでゆくほどにつやが出て、使った年輪が物に刻まれていく、という珍しい焼き物です。

エメラルドグリーンの神秘

ビールコップ【ナマコ】の色は、椿の木の灰と窯の火が作り出します。さまざまな濃度のエメラルドグリーンが混じり合う神秘的な色ですが、ひと窯ごとに変化してしまうという、不思議な釉薬です。

涼しげな色は冷たい飲み物向けです。きりっと冷えたビールと一緒に、木の灰と火が作り出す不思議な偶然を楽しまれてはいかがでしょう。

薬から生まれたヤキモノ

無名異の土は佐渡にしかないそうです。
「赤い土と言えば常滑焼なんかもあるんやけど、ちょっと違う。」(生産者の細野さん)

日本が今の形になる前、佐渡は能登半島あたりと繋がっていたそう。
「能登の珠洲(すず)にも似た土があるんですけどね。」(同)

無名異の土は、昔、これを粉末にして、中風、胃腸病の薬として服用したり、やけどの薬や止血剤として使われていました。焼き物の土というよりも民間療法の薬だったんですね。

無名異焼が見せる赤がかった色合いは、その中の豊富な鉄分を物語っているのです。

仕様と使用上の注意

直径:約77mm
高さ:約100mm
容量:約220ml

※硬く焼き締められているといっても焼き物ですから、割れる場合があります。落としたりしないよう、取扱いにはご注意ください。

お買い物の手引き
匠の箱によせられるよくある質問です。
bookmark
< 別カラー >
無名異焼ビールコップ:ブルー 【玉堂窯元】
無名異焼ビールコップ:ブルー 【玉堂窯元】
生産者写真
機能性焼き物とでも言いましょうか、普通の焼き物とは、素材も、作り方も全てが違います。「まずは使ってみてください。」(笑)
生産者紹介ページへ