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生産者紹介 岩尾竹籃
表の見方    1 所在地 2 名前 3 店舗名 4 職業 5 おすすめ商品 6 生年月日 7 星座 8 座右の銘 
大分県
岩尾一郎さん
岩尾竹籃
別府竹細工職人
花入 末摘花
1955/09/27
てんびん座
敬天愛人
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岩尾竹籃 の動画

私のこだわり

全て自分たちで。

岩尾さんのこだわりは、「竹の選別から始まって、ひご加工をし、編み上げて染色し、漆で仕上げる」という竹細工作りの全てを一貫して自社の工房で行っている点です。そのことによって、品質管理を万全に、出来上がったモノへの責任をとれる体制を取っています。

「製品を手にとってもらえれば、うちの製品の良さを実感してもらえるはず」と言うほど、気概を持ってモノ作りに取り組んでいる岩尾さん。「竹細工のポイントは、素材作り(ひご加工)」と言う通り、切り出した竹を均一の幅、厚さに整える作業は、常人には到底出来ない精巧さが必要とされます。「0コンマ5から6ミリの世界だからね」というひご加工の作業は、竹の”節”の部分の微妙な力加減で決まるだけに常人どころか機械でも出来ないそう。機械などほとんどない工房の中、手際よくひごを加工していく姿がとても印象的でした。

さらに、岩尾さんは腕がいいことはもちろんですが、アフターケアも万全です。「子供が踏んづけて、竹が折れてしまったものなんかでも、直せるんですよ」と10本以上の竹ひごが折れて修理したバッグを見せてくださいました。ひごを差し替えているそうですが、どこを直したのか全く分からない出来映えでした。
(※修理は有償で承ります。費用はまず、お問い合せください。)

最近の悩みの種は中国製などのよく似た輸入品。アジアン雑貨のブームもあり、街には廉価な竹細工製品が多く出回っていますが、「こっちは、キチンと和を感じさせるデザインとか、日本の風土にあった日本の材料を使ってとか色々あるんだけど、パッと値段の差だけを見られちゃうと困っちゃうんだよねえ」とのこと。「ちゃんと製品をみてもらえれば、表面の綺麗さや材質など、質の面で全く違う」と岩尾さんが言うところの”違い”が分かる消費者になりたいものです。

そういった悩みを抱えながらも、「やっぱり新商品のアイデアを考えているときや、その商品をどういった過程で作っていくかを考えているときは楽しいですね」と語る岩尾さん。商品に源氏物語にちなんだ名前をつけるなど、豊かな感性を持つ別府の匠は、「今後は、デザイナーさんと組んで、和を感じさせる竹のインテリアとかにも取り組んでみたい」と、今後の構想を明かしてくれました。今後も、和の魅力に溢れた新たな商品で私たちの生活に竹の魅力を提供してくれそうです。

生産者の横顔

岩尾豊南の名を継いで

「この世界は厳しいぞ、と言われましたが、本当に厳しかったですね」(笑)

そう言って笑う岩尾さんは、別府竹細工の三代目。湯布院映画祭の創成期からの実行メンバーということからも分かるように、映画好きで学生時代には映画の世界で生きていくことも考えたという豊かな感性を持っている方です。日大芸術学部卒業後に「親父に頭を下げて」家業に入り、20年以上腕を磨いてきた岩尾さんは、お父様である勝太郎さん(故人)に続き、平成12年に伝統工芸士に認定されました。

元号が平成に変わった際に行われた大嘗祭では、お父様と共に製作した麻・絹の反物などを入れるかごが宮内庁に納められたという輝かしい実績もお持ちです。

本来はござ目編みが得意だそうですが、依頼があればどんなモノにもチャレンジして作ってしまいます。勢い余って赤字になることもあるそうですが、「竹の事なら任せとけ!」というような、意欲にあふれた生産者さんです。

作品につく号は「豊南」。これは、お父様から継承したもので、岩尾さんは二代目岩尾豊南となります。名工として名高かった先代の号を継いで、「工房の他の職人さんの生活も背負っているわけですから、責任は重いですよ」と苦笑いをしていましたが、それは竹細工の奥の深さを知っているからゆえの言葉。これから集大成の領域に入っていくであろう二代目岩尾豊南の今後の作品が楽しみです。

この生産者の商品一覧

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