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生産者紹介 ゆう工房 勇山窯
表の見方    1 所在地 2 名前 3 店舗名 4 職業 5 おすすめ商品 6 生年月日 7 星座 8 座右の銘 
兵庫県
志摩 勇山さん
ゆう工房 勇山窯
陶芸
薩摩ボタン 「花詰」
1943/05/16
おうし座
日々是好日
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私のこだわり

・金銀青彩(きんぎんせいさい)色絵陶器の魅力って何ですか?

本金(純金)、本銀(純銀)、本青金(純青金)ならではの、細密な色絵が特徴ですね。
純金、純銀、純青金を使うのは、その方がより細い線が描けるからです。 職人の腕と工夫次第で、どこまでも細く描けるので、さらにきめ細やかな表現が可能になります。

職人が0.1ミリくらいの細い線をまっすぐ描けるようになるまでには、10年くらいかかります。
細い線を描きやすいように筆の形状を調整したり、後で焼いて伸縮した時に線が曲がってしまわないように、その日の温度と湿度に合わせて絵の具とニカワと水の分量を変えたり、経験による感覚で覚えていくものですね。

また、純金、純銀、純青金は、時がたつほど風格を増し、重厚な味わいが出ます。
純金でない金を使うと、時間がたつと、黒ずんでくることがあります。
しかし、純金は、黒ずむのではなく、ピカピカというのでもなく、風格を増すんですね。

飾るだけでも充分楽しめる、きめ細やかな飽きのこない表現をいつも工夫しています。
よくお客さんに、長く飾っていても飽きないと言われますが、基本的に、飾るだけでも充分楽しめるような形状や、手描きならではの機械では不可能な線の強弱、表現をいつも心がけています。

生産者の横顔

この道、45年以上

金銀青彩色絵陶器は、志摩勇山さんが神戸薩摩焼の伝統技法に独自の技法を加えて発展させた色絵陶器です。多彩な上絵具で絵を描き、一度焼成してから、純金彩、純銀彩、純青金彩を用いて、独自の手法で繊細に骨描きし、再度焼成して作られます。

かつて、明治政府の輸出奨励と欧米各地で開催された万国博覧会への出展を期に、輸出品として有望視されたのが、生糸とお茶、そして薩摩焼などの陶磁器でした。

特に、1867年のパリ万博では、薩摩焼が大変な好評を博し、生産が追いつかないほどであった、と記録に残っています。

薩摩焼の生産は、より輸出に便利な神戸などの港町でも始まり、神戸薩摩焼が発展しました。

志摩勇山さんは、20歳の頃より神戸薩摩焼の修行をはじめ、今年で45年以上、それまで分業が当たり前であった工程を全て一貫して製作し、独自の意匠を持つ色絵陶器を創作してきました。


奥様と一緒に二人三脚で製作



志摩勇山さんと同じ神戸生まれ、神戸育ちの奥様、眞智子さんも、金銀青彩色絵陶器の創作を始めて35年以上になるそうです。現在はニ人三脚で創作活動を行っていらっしゃいます。

現在、神戸薩摩焼の伝統を受け継ぐ職人さんが少なくなるなか、年に4回ほどギャラリーで個展を開き、また百貨店などをまわりながら、金銀青彩色絵陶器の魅力を紹介し続けています。

お客さんの中には、20年以上にわたり、個展のたびに、勇山さんの陶器を買っていかれる方もいるそうです。また、陶器をたくさん持っている方も、勇山さんの陶器だけは、飽きないし、来客があるとほめられるのでいつも飾ってある、という方も多いそうです。

日々是好日!四季折々の草花と鳥を描きつづける

そんなお二人の座右の銘は、「日々是好日」。

「好きな仕事をして、お客様に気に入って頂いて、大変なこともありますが、毎日がいい日ですね。幸せです。」

そう話す眞智子さんの語り口はとても穏やかです。

「うちの方では、まわりを見渡すと、四季折々の美しい自然が、まだ沢山あります。よく散歩しながら、草花や鳥などの自然にヒントをもらいますね。」

今日も、お二人で散歩をしながら、それぞれに美しい自然のモチーフを見つけていらっしゃるかもしれません。

この生産者の商品一覧

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