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生産者紹介 福田刃物製作所

生産者紹介
福田刃物製作所

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  • 6生年月日
  • 7星座
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  • 岐阜県
  • 福田登夫(TAK FUKUTA)/一浩さん
  • 福田刃物製作所
  • 刃物製造
  • フローリストナイフ メリッタ FG120P 赤バラ
  • 1941/11/21
  • さそり座
  • 道具としての刃物づくり

私のこだわり

製作するにあたり気をつけているポイントは?

お花や、キャンプ、狩猟など、生活に役立つ道具としての刃物作りですね。
実際にフィールドテストをして使ってみながら、またプロの意見を聞きながら、デザイン、使い勝手、堅剛さのすべて兼ね備えたナイフ作りを、トコトン追求しています。
国内でも海外でも、ここまでこだわって作っているところは珍しいですね。

福田さんのカスタムナイフの魅力ってなんですか?

一番のポイントは、職人の手による「かしめ」、そして材料のよさですね。
量産品ではなく、職人の手作りで一本一本仕上げられたナイフのことを「カスタムナイフ」と呼びますが、うちの商品の一番のポイントは、職人の手による「かしめ」です。
一般的なナイフは、かしめるのではなく、ボンドでつけられているのがほとんどですが、ボンドだと長期間使用しているうちに、はがれてしまう恐れがあります。しかし、うちは耐久性を強めるために、蝶貝や、ターコイスなど、割れやすい材料に穴をあけ、その穴にピンを通し、叩く、という一歩間違えれば割れてしまうような職人の技で、しっかり固定し「かしめて」作っているので、長い間使っていただけるんですね。
また、刃の鋼材を狩猟用ナイフに使われる高級ナイフの素材で作っているので、普通では考えられないほどよく切れて、耐久性があります。

最後にメッセージをどうぞ!

生活の道具として、幅広く役立てて頂きたいですね!
たとえばナイフをアウトドアに一本持っていくと、ドライバーがわりに使ったり、はさみがわりに使ったり、ハンマーがわりに使ったりできるので、よく「一本持っていってよかった」と言われます。もとも輸出向けの高級ナイフ製造を中心に製作してきましたが、世界でも、こんなにこだわって作っているナイフは珍しいといわれるナイフです。生活の道具として、幅広く役立てて頂きたいですね!

生産者の横顔

ナイフの神様、R.W.ラブレス氏に師事

「一番神経を使うのは『かしめる』ための『穴あけ』ですね。割れやすいターコイズや蝶貝などの材料に、穴をあけて、ピンを通して、りょうはじを膨らませて叩いて留める。膨らませすぎると割れてしまうし、どこまで叩いていいか、そのさじ加減が、難しいところですね。」
職人技で一本一本丁寧に作られる福田さんのナイフには、全てにTAK FUKUTAというナイフ名が刻まれています。

1946年の創業以来、輸出向けの高級ナイフ製造を中心に、ずっと世界水準のナイフを追求し続けてきた福田刃物の2代目である福田登夫(TAK FUKUTA)さんは、1978年よりナイフの神様と言われるアメリカのR.W.ラブレス氏に師事し、日本人で初のアメリカナイフメーカーズギルドのメンバーともなりました。現在、3代目である一浩さんが、フィールドテストをしながら生活に役立つ道具としての刃物作りを、日々追求し続けています。

「道具としての刃物づくり」をトコトン追求

「実際に、アウトドアでナイフを使ってみると、2ミリ刃が長さが違うだけでも、使い勝手に徹底的な差が出てきます。その使い勝手の追求、そして、さらに安全に、さらに持ちやすく。かっこよさよりも、生活に密着した、道具として喜ばれるナイフ作りを、これからも続けていきたいですね」

生活に役立つ最高のナイフを、ミリ単位で追求する飽くなき挑戦は、今日も続きます。

この生産者の商品一覧

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