
生産者紹介
若藤流家元
- 表の見方
所在地
名前
店舗名
職業
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生年月日
星座
座右の銘
神奈川県
松藤洋呼さん
若藤流家元
歌手/三味線奏者
お七情話/深川恋ごよみ
1947/06/06
ふたご座
江戸の粋を唄う
私のこだわり
江戸文化に対するこだわりは、どこから来ているのでしょうか?私が幼い頃でした。
父が「おーい」と母を呼びます。
母はいつものように三味線をつまびく。
音色に合わせて、父が、民謡、俗曲、それから端唄と、軽やかで、艶のある声色を響かせる。
縁側の外の柳がなびきます。
両親のハーモニーが乗った涼風を聞きながら、私は育ちました。
三味線の名手だった母と、唄が得意だった父に伝えられた、江戸文化の風情を今の日本に残したい、そう願ってずっと唄い続けています。
三味線の弾き語りは日本人だけでなく、海外の方にも喜ばれると伺いました。
地元でコンサートなどをしても、外国の方も顔を見せてくださるのが嬉しいですね。
日本の方からも、普通ではなかなか聞けない、日本の唄を聞けてよかったと言われます。
今回のCDは、日本伝統音楽の魅力がつまったアルバムCDですので、外国の方へのプレゼントとしても喜ばれると思います。
メッセージはありますか?
日本には、こんな素晴らしい伝統文化がある、それを少しでも伝えられれば嬉しいですね。今回のCDは、長い芸能生活の集大成で、弾き語りあり、歌謡曲あり、民謡ありと、江戸情緒あふれる音色がたっぷり詰まっています。「江戸の粋」を、存分に楽しんで頂きたいですね!
生産者の横顔
あたりが静まりかえる、弾き語りの音色コンサートで、松藤さんの三味線の弾き語りが演奏されると、あたりが静まり返ります。
「あまり静かなので、地元でコンサートをはじめた頃は、心配しました」
しかし、コンサート終了後「弾き語りが本当によかった」と多くのお客様に言われるそうです。
幼い頃より伝統芸能の稽古に明け暮れ、19歳でTBS民謡名人戦優勝をきっかけに歌謡界デビュー。 その伝統芸能の高い技術により、70を超える賞を受賞し、平成14年、内閣総理大臣賞の表彰も受けました。
「コツコツと、唄と三味線に全て捧げてきてしまった人生ですね(笑)」
そう話す松藤さんの、江戸の粋を今に伝える挑戦は、今日も続きます。