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刷毛多用椀 刷毛曙 刷毛目塗り【越前漆器】

刷毛多用椀 刷毛曙 刷毛目塗り【越前漆器】商品写真

価格:14,300円(税込)
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抗菌効果も使い勝手も◎!本漆の質感が光る越前漆器

本漆の抗菌効果も高く、丈夫でお手入れも簡単な越前漆器です。

本漆製品は、昔から抗菌効果が高いことで知られています。
食卓に並べても抗菌作用が続き、また、お弁当箱で常温保存する際にも、しっかり抗菌してくれます。また、軽く、熱も伝わりにくい分、熱いものを入れても持ちやすいので、お子様やお年寄り、ご家族でお使いになるのもおすすめです。

また、木地に直接、生うるしを塗り、吸い込ませる「木固め」をした後に、何回も本漆を塗り重ねて作られていますので、丈夫で、お手入れも簡単!

「丈夫で使いやすい漆器を作り続けて20年になります。天然漆の漆器は生き物です。大切に使い込むほどに光沢を増し、素晴しい味わいが出てきますので、長く楽しんで頂けたら嬉しいですね。」(山岸さん)

毎日使うものだから、抗菌効果も、使い勝手も◎の本漆の漆器を使ってみませんか?

素材:本漆塗り 天然木



※写真と現物でカラーが若干異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

本漆の漆器は、千年以上続く日本伝統の抗菌グッズ!

本漆製品は、昔から抗菌効果が高いことで知られ、はるか縄文時代から、塗料や接着剤として使われてきました。
「本漆塗りの器は、抗菌性、安全性、堅牢性、耐熱性に優れた食器として、長く、日本人の生活に親しまれてきたんです。本漆の器は、古くて新しい抗菌グッズなんですよ」(山岸さん)
本漆の食器は、食卓に並べてからも、また、お弁当箱で常温保存する際にも、抗菌作用が続きます。また、軽く丈夫で、熱いものを入れても持ちやすいので、お子様やお年寄り、ご家族でお使いになるのもおすすめです。

長く愛用できる理由

この越前漆器は、木固めされているので、とても丈夫です。木固めというのは、木地に直接、生うるしを塗り、吸い込ませることです。木地に下地(漆に地の粉やとの粉を混合して塗る)をぬる前に木固めをすると下地の密着がよく、はげにくく丈夫になります。

「作り手としては沢山、漆が入って、原価は高くなります。でも私が漆器の丈夫さを研究した時、この木固めは絶対すべきだとの結論に達し、木製の全部の器や鉢、膳などこの工程をしております。この後何回も塗り重ねしますが、最初のこの木固めが最重要と私は考えています。」(山岸さん)


お手入れ簡単!

陶器と同じように、柔らかいスポンジで洗ってください。

※油ものを使った時は、洗剤を使って頂いても大丈夫です。
※後で布きんで水気を取ると長持ちしますが、茶碗をかごに伏せて置くように、お椀の洗いざらしを伏せておいても大丈夫です。

「長く湯水につけたり、直射日光に長時間あてたり、電子レンジやオーブン、食洗機などに使用することさえなければ、普通に使って頂いて大丈夫です。よく漆器の取り扱い方で、完全に水気を取って下さいと書いてあるのは、正月のみ使うような器で一年間使わない場合の片付け方です。毎日使うものはそんなに気にしなくていいですし、また、なるべく箱などにしまわないで、食器棚に飾って置いた方が漆器にはいいんですよ。なにしろ呼吸していますから。何かあったら、修理もできますので、とにかく、ドンドン使ってみてください。」(山岸さん)
 

<漆(うるし)の豆知識>


〇天然の本漆と科学塗料の違いは?

漆は漆の木の樹液で、天然の液体です。
科学塗料は、分子を科学的に合成させて作った化合物です。昨今、技術の進歩で、漆に近い分子構造の塗料も開発されて来ましたが、どうしても天然漆のような複雑な組成は出来ません。
漆の乾燥には、酵素の働きを活性化させる適当な温度と湿度が不可欠ですが、反面、いったん乾燥した漆は、比類ない耐久性と美しさをもった塗膜となります。

〇採集の仕方は?


漆の採り方は、漆の木を植えてから10年程たち、直径10cm以上になると採取します。
6月中旬から10月下旬にかけて、朝の4時頃から、5日間ごと傷を付け、1つの傷から一滴の漆をとり、何十本、何百本もの漆の木から採取して、終わったら全部、伐採してしまいます。
つまり、10年育った漆の木は、1年で漆液がとられ、役目は終わる訳です。漆は大変貴重なものです。

【漆掻きに使用する道具】
タカッポ
採取した漆液を入れる。近年「カキタル」という呼称が普及している。ホウノキ皮材。


漆鉋(うるしかんな)
荒皮を削って平滑になった漆の幹にキズをつける。単に「カンナ」ともいう。


漆鎌(うるしかま)
皮剥用の鎌。漆の木の表面を削って滑らかにする。単に「カマ」ともいう。


掻篦(かきへら)
キズから滲みでた漆液を採取する。単に「ヘラ」ともいう。


〇漆の植培と育苗は?

漆の育苗には次のような方法があります。 一つは種子から育てる方法、もう一つは既存樹の伐根からバエ(萌芽)を出せさせて木を更新する方法です。

このほかにも根を分けて苗木をつくる方法などもありますが、現在は播種(はんしゅ)による育苗が主となっています。


〇漆はどのようにして乾くの?

一般的には、高温で空気が乾燥している状態で乾くと思われがちですが、漆の場合は、湿気の多い所が良く、水分の多い空気中から酸素を取り入れ、固まります。
実際は、漆風呂という湿度の高い戸棚に入れて、乾燥させます。
上塗りの場合、乾燥するまでに12〜24時間かかるので、漆がたれないように、回転風呂を使用します。


〇漆の色は何色?

飴色の半透明です。
黒漆は鉄分を加えて作ります。朱漆や、黄、緑、青、などの色漆は、その色の顔料をまぜて作ります。しかし、ポスターカラーのようなカラフルな色は出せません。
漆そのものが透明ではないので、白漆にしてもベージュに近い白色になります。又、漆は時間がたてばたつ程、乾燥し、硬化し、そして色が明るくでます。同じ朱漆で塗っても、乾燥して一日後の色と一ケ月後、半年後の色では異なります。

〇使うほど、良い色になる!

漆は、漆の木からとれる樹液であり、生きています。塗りあがり、乾いて固まった後も呼吸し続けており、いつまでも変化するのです。

「天然漆の漆器は、使えば使うほど味が出てきます。漆に似せた塗料の場合、色は変化しません。劣化していくのみです。
それに比べ、本漆は、色の変化と共に、深い艶も出てきて、もう手放せなくなりますよ。」(山岸さん)

お買い物の手引き
匠の箱によせられるよくある質問です。
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生産者写真
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